2016年9月、人生初の茶摘みをヘリタンス茶園にて体験する。
HERITANCE TEA FACTORYは、ヌワラエリア地区、山と霧に囲まれた海抜 2,000 m の高地に立つホテルです。イギリス領インド帝国時代に工場として建てられたこのホテルは、150 年以上もの長い歴史を経てきました。2 つの EU SWITCH - アジア・グリーニング・ホテルアワードを受賞したこのホテルは、茶園に囲まれ今でも紅茶の生産を行っていて、茶摘み体験ができます。
Heritance Tea Factory へ
元紅葉工場をホテルにリノベーションした全50室のお紅茶好きにはたまらないホテル。
ヌワラエリヤ中心部から少し外れた山間部に位置します。
ホテルでは茶摘み体験をさせてくれます。
ホテルの敷地内に今も残る小さな工場でサリーに着替え、籠を背負って目の前の茶畑へ向かいます。その演出に気分はスリランカのプラッカーです。
手入の行き届いた庭を通り、いよいよ畑へ。
腰位の丈の木々が広がり、その木々の先端には若い芽が輝いています。
茶畑はかなり急勾配、乾燥した土は滑りやすく、足を踏ん張らりながらの30分程のプラッキングでしたが、ほんの少ししか採ることができませんでした。
プラッカー達は1日18〜20kgという量を摘みます。改めて大変な作業ということ、厳選して手摘みされたお茶の素晴らしさを感じます。
プラッキングの後は見渡す限り茶畑というロケーションで紅茶をいただきます。
HTFは週末ということもあり満室の大人気スポット、目的が一緒のゲスト達ですから穏やかな時間が流れます。
この看板が目印です。ここから細い山道を進みます。
HTF入り口このエリアは山頂部には茶畑、谷には野菜畑、中間に集落が広がっています。
茶畑の中ホテルに向かいます。
幾つかの山を越え山頂にHTF が見えてきました。
迎えてくれたスタッフ
エントランスからロビーを見上げると工場の雰囲気が生かされているのがわかります。
フロント
ロビーラウンジ
ウェルカムドリンクがサーブされます。
落ち着いた雰囲気のラウンジ
エントランス&ドアマン
目の前に広がる茶園から
丘の上まで茶園が広がります。
辺り一帯の茶畑を見渡す開放感あふれるテラス。
美しいお茶の花
奥の茶畑に見える白は、プラッカー達が背負うバッグです。
Tip ,Orange pekoe ,Pekoe、先端の3枚、この部分を摘みます。
美しい茶葉たち
30分で150g程でしょうか。。。。大変な作業です。
摘み採った茶葉をドライヤーに入れます。ここでは1日2回、6人のプラッカー達が摘み採った茶葉と共にドライヤーにかけます。
テイスティング
プラッキングとテイスティングを終え、先程のテラスにてティータイム。クッキープラッターとフルーツケーキ、イギリス食べていたこの焼き加減が最高です。